1.なぜオフィス内装は失敗するのか
オフィス内装が失敗する最大の原因は、設計の順番を間違えていることです。
本来、オフィスは
・働き方を定義する
・必要な機能を整理する
・空間に落とし込む
という順番で考えるべきものです。しかし多くのプロジェクトでは、「こんなオフィスにしたい」というイメージからスタートしてしまいます。
この時点で、すでにズレが始まっています。
2.共通点① 見た目から決めてしまう
最も多い失敗がこれです。
・SNSや事例で見たオフィス
・かっこいい空間
・流行っているデザイン
こういったものをベースに設計を進めてしまうケースです。
もちろんデザインは重要です。しかし、見た目はあくまで“結果”です。
見た目から決めてしまうと、
・動線が悪い
・使われないスペースができる
・無駄なコストがかかる
といった問題が起きます。
3.共通点② 働き方を定義していない
オフィスは「働き方の器」です。
そのため、
・どんな業務があるのか
・どこで何をするのか
・どれくらい集中が必要か
が整理されていないと、空間は機能しません。
よくあるのが、
・会議室が足りない
・集中できる場所がない
・逆に使われないスペースがある
といった状態です。
これは設計の問題ではなく、前提の整理不足です。
4.共通点③ 坪単価・コストだけで判断する
「坪⚪︎⚪︎万円でできる」
「できるだけ安くしたい」
こうした考え方も、失敗につながりやすいポイントです。
坪単価はあくまで目安であり、
・何が含まれているのか
・どこまでの品質なのか
によって大きく変わります。
そのため、
・後から追加工事が発生する
・必要な機能が削られる
といった問題が起きます。
結果として、安くしたはずが、使いにくいオフィスになるという状態になります。
5.共通点④ 運用を考えていない
オフィスは「完成して終わり」ではありません。むしろ、使い始めてからが本番です。
しかし多くのケースで、
・配線
・音
・清掃、メンテナンス
といった運用面が軽視されています。
その結果、
・配線がぐちゃぐちゃになる
・音が気になって集中できない
・すぐに汚れる、壊れる
といった問題が発生します。
これはすべて、設計段階で防げることです。
6.共通点⑤ 誰に頼むかを軽視している
オフィスづくりは、誰に依頼するかで結果が大きく変わります。
しかし実際には、
・価格
・知名度
・何となくの安心感
で選ばれてしまうことが多いです。
その結果、
・働き方の整理がされない
・意図が空間に反映されない
・提案が表面的になる
といった状態になります。
オフィスは、設計の質がそのまま結果に直結する分野です。
7.成功する会社との決定的な違い
では、成功する会社は何が違うのでしょうか。
それはシンプルで、目的から設計していることです。
・何のためにオフィスをつくるのか
・どんな状態を目指すのか
・何を優先するのか
これが明確になっているため、
・無駄がない
・機能する
・ブレない
オフィスになります。
8.失敗しないための3つのポイント
9.まとめ:オフィスは”結果”である
